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「HOUSE T」について その1

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福井市郊外の住宅地に建つ「HOUSE T」

家族4人が暮らす、敷地面積81.7坪、延べ床面積45坪の専用住宅です。

 

 
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「玄関ホール」

家に着いて一番最初に出会う大きな玄関ドアは米杉の羽目板貼り、スチールの取手は鉄職人にオーダーしたものを。ドアの両脇にガラス欄間を造作し、明るい玄関となるように。

土間は豆砂利洗い出しで仕上げ、玄関脇に一坪の玄関収納を設け、将来的にも靴や玄関周りの収納に困らないように。

玄関框はフローリングと同じナラの無垢材を使い、来客や家族をLDKに導くように少し勾配をつけました。

 

 

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「LDK」

この家の生活の中心となる、LDK。広さは24畳あり、その中に4畳半の畳コーナーを設けています。畳コーナーは来客時の客間としてや、小さな子供の遊び場所、または一時的な寝室としてフレキシブルに使用する事を予想し、小さくフラットにまとめました。

南いっぱいに面したウッドデッキをLDKの延長と考え、晴れの日は縁側でくつろいだり時には仲間を集めて食事をしたり、または物干し場としても活躍。規格最大級の巨大なテラス窓が連続してついて開放感があるために、視覚的にも実際より広く見える効果が期待できます。また、軒を深く出しているため太陽の南中高度の高い夏は強い日射を遮り、逆に冬の間は暖かい日光を室内まで採り入れる事を、設計段階の計算により可能にしました。

TV・PCスペース、食器棚・ダイニングテーブルなどはお客様の要望を細かく聞いたうえですべて大工造作とし、建築の中に溶け込むような納まり・デザインを心がけました。これによりトータル的なコストも、後から様々な家具を買い足すよりも抑えることができます。